総量規制の対象とクレジットカードの関係性について!

総量規制の対象とクレジットカードの関係性について

借入を行っている方には、重要な要素である総量規制。人によって上限は違いますが、基本的なルールは同じです。そんな総量規制の対象となる借入はどんなものなのか、クレジットカードとの関係性についても解説していくので、参考にしてみてください。

 

総量規制の対象になる借入

人が借入する際の上限を決める上で、重要な決まりである総量規制。総量規制を超えての借入は禁止されているため、金融会社も厳しく取り締まっています。

 

規制が厳しくなっている総量規制の対象となるものは、どんなものなのか、基本的なルールも踏まえて解説していきましょう。

 

クレジットカードや消費者金融からのキャッシング

総量規制の対象となるものは、クレジットカードや消費者金融から、個人がキャッシングを行った金額分です。複数の金融会社から借入している場合は、全ての総額が対象となり、総量規制を超えて借入を行うことができないようになっています。

 

1社から50万円以上の借入を行っている場合や、複数の金融会社から総額100万円以上の借入を行っている場合は、借入を行っている本人の収入証明書を提出する義務が課せられているのがキャッシングの特徴です。

 

中には、総量規制の対象にならないカードローンの種類もあるため、総量規制対象のものと混同しないように注意しましょう。

 

2017年4月から銀行カードローンも総量規制の対象

以前までは銀行カードローンの借入に関しては、総量規制の対象外として取り扱われていました。しかし、2017年の4月からは銀行カードローンで借入した分も総量規制の対象として扱われるようになっています。

 

銀行カードローンが総量規制の対象となった理由は、多重債務の問題が大きくなり、解決するためには、借入した人の負担が少なくなるように、一旦債務を減らしてから再度借入するように取り決めが行われたためです、

 

原則として年収の1/3まで

総量規制の借入上限として認められているのは、前年度の年収1/3までとして決められています。年収1/3というのが、返済負担として適切な金額と言われていて、それ以上の貸付は違法とされているのが、総量規制の特徴です。

 

消費者金融のキャッシングだけでなく、銀行カードローンの借入分も含まれているので、総量規制の対象は全ての借入金額の合計となっています。

 

総量規制とクレジットカードの関係性

総量規制の対象となるのは、借入を行っているキャッシングの合計金額であることがわかりました。しかし、その場合クレジットカードでショッピングを行った金額分はどうなるのでしょうか。総量規制とクレジットカードの関係性について解説していくので、参考にしてみてください。

 

ショッピング枠は総量規制の対象外

基本的に総量規制の対象となるのは、貸金業法と言われるキャッシングで直接現金での借入が発生している分だけになっています。そのため、割賦販売法として認識されているクレジットカードのショッピング分は、総量規制対象外として扱われるのです。

 

クレジットカードのショッピング枠のように、無担保で融資する分や直接現金でやり取りしていないカードローンに関しては、総量規制の対象外になります。

 

住宅ローンやマイカーローンは総量規制の対象外

クレジットカードのショッピング枠同様に、総量規制の対象外として扱われているカードローンもあります。いくつか総量規制の対象外として認識されているものがあります。総量規制対象外の中でも代表的なのが、住宅ローンやマイカーローンです。

 

住宅ローンやマイカーローンの場合は、キャッシングのように、現金でやり取りを行い、自由返済タイプのカードローンではなく、返済専用のカードローンで直接現金でやり取りを行わない物は、総量規制の対象外として扱われています。

 

目的のあったローンで自由にお金の借入ができない物は総量規制の対象外なので、今後借入する予定がある方は、総量規制の対象となっているカードローンと、対象外のカードローンの違いをしっかり把握おくことが重要です。

 

利用していないキャッシング利用枠は総量規制の対象外

クレジットカードの機能として、キャッシング枠が設けられている物がほとんどですが、キャッシング枠があるにも関わらず、キャッシングを利用していない場合は、総量規制の対象となりません。

 

つまり、キャッシング枠があっても、借入するまでは総量規制の対象となることがないのです。そのため、クレジットカードの審査で通りやすくしたいのであれば、キャッシング枠を0に事前に設定していれば、総量規制以上に借入していても申請に通ることがあります。

 

審査には一定の基準があるため、確実に通るという訳ではありませんが、基本的なルールとしてはキャッシング枠が0であれば、審査は通りやすくなるでしょう。

 

総量規制の考え方

そもそも、年収の1/3となっていますが、年収とはどの金額の分までのことを指しているのでしょうか。総量規制で定められている年収の決まりや、基本的な考え方について解説していくので、参考にしてみてください。

 

年収は支払われた報酬の額

給料として支払われる時に、保険費や税金など、いくらか差し引きされた後に、手取り金として報酬が口座に支払われるのが一般的です。

 

総量規制の年収の観点からいうと、年収というのは手取り金のことを指しているのではなく、税金など支払われずに、基本的に発生している報酬のことを指しているのが、総量規制でいうところの年収になります。

 

そのため、実際に口座に支払われた金額の合計が年収ではなく、1年の収入として全て発生している額が年収としての認識です。

 

年収に含まれない物

年収の観点からいうと、給与や不動産賃貸などの定期的な収入に関しては、年収として認識されます。しかし、競馬や宝くじの当選などで得た報酬というのは、一時的な収入であるため、賃金業法の観点から年収には含まれません。

 

また、年金に関しても、定期的な収入として認められているので、年金の受給者もキャッシングを活用することは可能です。年金受給者でも、総量規制の基本的なルールは変わらず、年収の1/3までと決められています。

 

総量規制上限とクレジットカード審査の関係

総量規制の上限として認められているのは、年収1/3までです。上限いっぱいまで借入していた場合、クレジットカード審査との関係は、どのような認識になるのでしょうか。

 

総量規制上限まで借入した場合の状況など、クレジットカード審査との関係性について解説していきます。

 

総量規制以上の借入は禁止、新たに申し込む場合審査が厳しくなる

総量規制上限いっぱいまで借入した状態で、新たにカードローンの審査に申し込んだ場合は、過剰な借入を行う可能性を加味して、貸倒れの可能性が高いと考えることから、クレジットカードの審査が厳しくなる傾向にあります。

 

総量規制以上の借入は、賃金業法で禁止されているため、キャッシング付きのクレジットカードを新たに申し込むと、総量規制の限度を超えるとして審査落ちだけでなく、他の借入限度額も下げられてしまう恐れもあるでしょう。

 

カード会社は、ローンの利用履歴など、カードローン申請者や利用者の「個人信用情報機関」の記録を確認することで、信用に足る人物なのか判断します。

 

「個人信用情報機関」の記録を確認し、申請することで総量規制の上限を超えると判断した場合に、審査落ちとなるので注意が必要です。

 

審査は他社借入数も関係している

クレジットカードを申請する際、借入件数や借入金額を記載する必要があります。借入金額が総量規制上限に達しているのであれば、新たにクレジットカードを作ることが難しいのですが、他社借入数が多い場合でも、審査に通らない可能性があるのです。

 

複数の金融会社からキャッシングを行っている場合、多重債務者としてクレジット会社から認識されることがあり、ローン審査の判定も厳しくなります。

 

基準としては他社借入件数が3件以上の方は、新たにクレジットカードを申請する時に、多重債務者として判定されることがあるので、注意が必要です。

 

おまとめローンは総量規制の対象外のため審査が通りやすい

総量規制以上に借りたいという方におすすめなのが、おまとめローンです。通常、総量規制を超える借入を行うことは禁止されていますが、おまとめローンの場合は、「顧客に有利となる融資」として認識されているので、総量規制対象外のローン商品になります。

 

そのため、新たにクレジットカードを作る時は、総量規制上限まで借入していると、審査が厳しくなりますが、おとまめローンであれば審査は通りやすいでしょう。

 

おまとめローンを契約し、借入金額が減ってくれば、債務負担が少なくなったと認識されて、新たにカードローンを申請する時に審査が通りやすくなってきます。

 

しかし、おまとめローンは、返済専用ローンとなっているので、通常のキャッシングとは違い、自由に借入することができないので、注意しておきましょう。

 

キャッシング枠0で審査が通りやすくなる

クレジットカードで一番審査が厳しくなるのは、総量規制の決まりです。そのため、借入が総量規制上限に達しそうな状況であれば、キャッシング枠を0にしてクレジットカードを申請するのも一つの手といえます。

 

クレジットカードの審査を通して、ショッピング枠の利用だけが目的であれば、キャッシングを0にして申し込むといいでしょう。

 

ただ、キャッシング枠を0にすることで、必ずクレジットカードの審査が通る訳ではありません。審査の基準は消費者金融によって変わってくるので、状況によっては審査が通らないこともあります。

 

総量規制以上に借入する方法

総量規制以上に借入を行ったことで、クレジットカードの審査に通らないと困っている方は安心してください。総量規制以上に借入を行う方法はあります。

 

総量規制の対象外であるおまとめローンを活用すれば、徐々に返済していき、返済能力があると認識されるようになるので、クレジットカードの審査にも通りやすくなるでしょう

 

アイフルのおまとめMAX、かりかえMAXを利用する

総量規制の対象外であるおまとめローンを取り扱っている消費者金融では、アイフルがおすすめです。単独経営を行っている消費者金融なので、数多くのローン商品を取り扱っているのがアイフルになります。

 

アイフルのおまとめローンには2種類あり、おまとめMAXとかりかえMAXです。どちらのローン商品を利用できるかは、アイフルの利用状況によって異なります。

 

アイフルを利用したことがある方や現在も利用中の方は、おまとめMAXを利用することができ、アイフルの使用が今までなかった方は、かりかえMAXの利用になるのです。

 

どちらもおまとめローンであることに違いはありませんが、おまとめMAXの方が金利はよく、12.0%〜15.0%となっているのに対して、かりかえMAXは12.0%〜17.5%となっています。

 

アイフルのおまとめMAX・かりかえローンは融資限度額も最高上限が500万円となっているので、他のおまとめローンよりも柔軟性が高いのがおすすめです。

 

しかし、返済専用ローンとなっているので、自由に借入できる訳ではありません。申請する際には特性を理解した上で契約するように、気を付けましょう。

 

中小企業のおまとめローンを利用する

アイフル以外にも、中小消費者金融でもおまとめローンを取り扱っています。基本的な内容は、アイフルのおまとめMAX・かりかえMAXと違いはありませんが、金利が高い傾向にあるのがデメリットです。

 

また、中小消費者金融の場合は、正規の消費者金融であるか確認が必要になるので、不用意に契約を結ぶことは辞めておきましょう。

 

しかし、通常の消費者金融よりも、柔軟に対応してくれる中小消費者金融もあるため、どうしても借入に困った場合は、ローン商品をよく見て、自分に合った契約を結ぶ方法もありです。

 

総量規制の対象を把握した上でクレジットカードを利用しよう

総量規制は、多重債務に陥らないためにも、重要な決まりです。そのため、キャッシングを行う上ではなくてはならない法律なので、しっかり総量規制の対象になるものとならないものの違いをハッキリ認識しておくことが、健全に借入する方法といえます。

 

クレジットカードのショッピング枠は、総量規制の対象となるので、借入で困っている方は、ショッピング枠の機能を活用するのもいいでしょう。

 

キャッシング枠を0にして申請すれば、総量規制上限の借入があっても、クレジットカードの申請が通ることもあるため、うまく活用してクレジットカード審査が通るように努力してみてください。

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